知識が身につくこと

 X-E1 XF23mm/1.4@2.0
 
普段、わたしたちが「これは知識だ」と思って蓄える情報のうち、
いったどれだけが身になっているのだろうか。
 
ここで「身になる」とは
 
儲かった
テストの点数が上がった
あの人の役に立った
 
など、利益の生じる元になることだけを言うんじゃなく、
「それを知って何か変わったのか」ということに注目したい。
 
カメラを始めてからほとんどの場面で
ISOマニュアルで撮ってきた
上達の近道だからとか何か考えてのことじゃなく、
ISOオート機能を知らなかった
 
最近はISOオートで撮ることが増えた
そうなると露出関係の値は、シャッター速度もしくは
絞り値だけに集中して撮影するのかというとそうでもなく
オートISOの動きも考えながら撮ることになった
 
具体的に言うと、ISOオートに設定して撮る場合
XE-1だったらISO6400になる場面で
GRは3200のまま粘ることがある
GRは絞りを開放してもf2.8なので、夕暮れの屋外とかで露光時間は1/30とか
 
私の技術でシャッター速度1/30はだいたいブレる
だからISOオートからマニュアルに戻してISO5000とか6400で撮る

 X-E1 XF23mm/1.4@2.0
 
 
よりブレにくい撮影フォームを見につけろということなのか
XシリーズのオートISOと私のスタイルは合っているのか
 
そんなことが分かったんじゃない
 
ISOオート機能を知って
自分はノイズに対して気を遣わないことと
少しでもディテールについての情報がほしいということが分かった
だから前よりもガンガンISOを上げて撮ることにしている